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AbemaTVのアプリは1450万DL突破も今年は200億円の赤字

 
●1700万DLを突破したAbemaTV、藤田氏は「手ごたえを感じている」

スマートフォンスマホ)などから無料で視聴できるAbemaTVは、この4月に開局1年を迎えた。

いま自身の時間のほとんどを費やすほどAbemaTVに入れ込んでいるサイバーエージェント 代表取締役社長 藤田 晋氏は
「AbemaTVのアプリは1450万DL(5月7日には1700万DL)を突破し、安定的にユーザーを伸ばせるようになった」と、大きな手ごたえを感じているという。
 

 

ただし、1年を経て改善点も出ている。1つはインターフェースの問題だ。AbemaTVをスマホで視聴する際、かつては横型の画面だけだった。 

藤田氏は「映像のダイナミックさ、クオリティの高さは、スマホを横に倒して視聴しないと伝わりません。そこで当初は横型から始まった。しかし、この4月から縦型もリリースしました」と語る。

縦型インターフェースを公開した理由は、スマホでも視聴習慣をつけてもらいたいからだ。「我々はスマホのマスメディアを目指しています。
そのためTwitterFacebookのように『手グセ』をつけてもらいたかった。スマホで横に倒すのは心理的な障壁になります。そこで縦型も用意したのですが、視聴者の反応も大変好評です」と説明する。

もうひとつの改善点は「Abemaビデオ」を開設したことだ。AbemaTVはリアルタイム放送が中心だ。「編成が弱い時間帯や見たい番組がないとき、オンデマンドのコンテンツを用意しました。
映画やアニメのほか、過去に放送したバラエティも用意しています」と藤田氏は説明する。

●「今年は200億円の赤字」成功は自分たちとの勝負

異なるコンセプトを持つ両サービスだが、注目度はいずれも非常に高い。では今後、動画配信サービスはどうなっていくのだろうか? 
モデレータのクラウドワークス 代表取締役社長 吉田 浩一郎氏は「従来のメディアのリプレイスになるのでしょうか? あるいは新しい価値を持つメディアになるのでしょうか?」と、両氏に問いかけた。

藤田氏は「Hulu、Amazon プライムビデオなど、各社で動画サービスのアプローチは異なります。市場が混沌とする中で、暗中模索でやっています。
AbemaTVを始めた契機はNetflixの進出。我々はテレビ朝日と共同でスタートしましたが、最初は自社で制作できると思っていました。
しかしノウハウがないと主軸のニュースもつくれないし、メジャーなコンテンツも手に入らない。自社だけでは難しかった」と振り返る。

とはいえ、この1年間でAbemaTVのように、テレビのようなリアルタイム性を保持し、オリジナル番組に注力するといった戦略をとる競合は出てくる気配もない。それはなぜか?
「今年は200億円の赤字になりました。我々の状況を見て、誰も参入しようとしないのかもしれない。このビジネスを成功させられるかどうかは、自分たちとの勝負です」(藤田氏)

現在、AbemaTVの視聴数は他の動画配信サービスと比べても多い。これは基本無料という理由もある。とはいえ、まだ伸びしろがあり、動画市場にも潜在力がある。
「これまでユーザーは、インターネットで動画を見る習慣があまりありませんでしたが、Wi-Fiスマホの普及によって、市場が急速に形成されつつあります。
我々のような企業が、いかにサービスを展開していくかにより、市場も大きく変わっていくでしょう」(藤田氏)

これに対し、吉田氏は「いま提携しているテレビ朝日との棲み分けはどうなのか?」と既存メディアとの関係について質問した。
藤田氏は「AbemaTVは、若者向けコンテンツを制作し、彼らをターゲットとするクライアントを獲得していく方針。一方、地上波の視聴者はシニア層が多く、テレビ朝日も深夜放送の番組で成功しています」と説明する。

いま全体的に若者のテレビ離れが顕著になっている。実はAbemaTVを運営するサイバーエージェントの20代社員も、3分の1がテレビを持っていない状況だ。
「家にテレビがないので、テレビの前に座って番組を見ない。そこで我々は、手元のスマホですぐに見られるコンテンツを届けていきたい。そういう点で既存メディアと棲み分けがあります。AbemaTVは常時30チャンネルほど放映し、3つの公開スタジオも使っている。従来のネット番組とは異なるクオリティと予算をかけています」(藤田氏)
AbemaTVは、このような形でテレビの新しい形をつくろうとチャレンジしているわけだ。

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ビジネス+IT 5/25(木) 6:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170525-00033607-biz_plus-sci

写真

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管理人コメント

 製作費でコスト高になるものと思われる赤字。大丈夫かどうかで言えば大丈夫だと思う。今後家電TVに動画配信サイトのアプリが導入されればもっと変わっていくと思われる、広告代理店などの形が変化していけば電波だけがテレビと言う考え方も変わるのではないのであろうか。できたらこの変化で一部の大手だけが儲けるのでなく中小企業にもチャンスがあればいいと思う。